リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

メトロポリタン美術館、アメリカ自然史博物館

NYC到着二日目の日曜日は雨。Zhenyaは、自分は休まなくてはならないから友達とメトロポリタン美術館や自然史博物館へ行ってこい、日曜はたしか入場無料か安くなってたはず、とガセネタを提供してくれた。*1
昨シーズン来た時はノイエギャラリーにしか行かなかったので、すすめられなくてもそれらのミュージアムには行こうと思っていた。
ということで、午後からお出かけ。
出入口には入場待機列ができていたが、20分程で入ることができた。ドイツ以外はどこに行っても列があるなあ。
きちんと見ていたのは、エジプト部門、中世ヨーロッパのアルターピースあたりで、19世紀絵画などは陳列室に入るのにまた列ができているので、すっかり嫌になってしまった。
途中カフェでお茶して休み休み見物していたが、夕方近くなると急激に眠くなってくる。どこをどう歩いているのか館内案内図をみていてもわからなくなった。
私はどこかでおりたたみ傘を置いてきてしまったことに気がついたが、戻るのもおっくうになっていて、雨もやんだことだしと探すこともしなかった。
昔、NHKのみんなの歌で「メトロポリタンミュージアム」という歌があった。ちょっと怖いトラウマソングで有名なのだが、それを思い出した。

dai.ly

この日はこれで終わり。

*1:無料の時期はあったのかもしれないが、現在は曜日にかかわらず通常料金をとられる

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Parsifal at the MET 10022018

マチネ公演が終わって出待ちの後、近くで遅いランチをしてから部屋に戻り急ぎシャワー、着替え。ぎりぎりで休む時間はほとんどなかった。
この回だけ観る弾丸遠征の友達2名と全行程同行の友1名、現地在住者1名、私、とけっこうなグループ鑑賞になった。席はそれぞれ違っている。私は2階パーテールの上手側ボックスにて鑑賞。ここいい席。お手洗いもすいてるし、人の往来があまりない。《パルシファル》は2回鑑賞予定で2回とも友人ときっちり反対側の席を購入し、交代して観ようということにしていた。第3幕は下手側のボックス席に移動した。ボックス仲間はじーちゃんばっかりだった。どこでもクラシック鑑賞のシーンでは高齢化がすすんでいる。

ワーグナーの作品で、録音録画生舞台鑑賞を含めて《ローエングリン》の次に多いのは《パルシファル》かもしれない。そのへんの理由もあって、字幕装置はジャマなので横に倒しておいた。

Amfortas: Peter Mattei
Gurnemanz: René Pape
Parsifal: Klaus Florian Vogt
Klingsor: Evgeny Nikitin
Kundry: Evelyn Herlitzius

Conductor: Yannick Nézet-Séguin

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L'elisir d'amore at the MET matinee 10022018

最上階ファミリーサークルで鑑賞。
《愛の妙薬》、実はほとんど実演を観たことがないので曲もよくわかっていないのであった。おまけにNYCに着いた直後で、着替えもせずという状態。半分くらい寝ていたかも。

Adina: Pretty Yende
Nemorino: Matthew Polenzani
Belcore: Davide Luciano
Dulcamara: Ildebrando D'Arcangelo

Conductor: Domingo Hindoyan

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まずは国内線欠航

1月末に同じくNYCに出かけた友人が、国内線が雪で欠航になり目的地到着が1日遅れたという話をきいていたので、悪天候の場合はどうするかは考えていた。
出発当日は好天。少し早めに空港に行き少し早いが荷物を預けて、お昼ごはんを食べたり温泉に入ったりしていた。
同行の友人がチェックインする時間に再びカウンターに行ってみると、クローズしていた。近くにいた係員に「どうしたんですか?」と尋ねると「機体整備の必要があり、仙台から来るはずの機材が到着しないんです。遅延か欠航かはまだ決まっていませんので、しばらくお待ちください」との返答。しばらく待っていると欠航と決定したようで、代替手配が始まった。私たちはそこで待っていたので、すぐに順番が回ってきた。
こういう時には、代替案を出されたらすぐにどれがベストか判断しなくてはならない。
一番いいのは翌日の早い便に振替すること。もちろん空路乗継ぎではなく陸路で羽田か成田まで行く。「JFK往きは明日の午前便羽田からが取れそうです。今空席照会しています」とANA職員「陸路で羽田まで移動します。交通費は?」「今からすぐ移動なさいますか?」「すぐ行きます。品川まで」交通費はその場で渡してもらえたが、品川で宿泊するつもりだったので「宿泊費は出ますか?」ときいてみた。結果交通費と宿泊費として一人分の上限3万円を出してもらえた。
代替便のチケット番号を控えて、すぐに名古屋駅まで移動した。車中で新幹線のきっぷをオンライン購入し、品川のホテルを確保。精神的に疲労したので、いいホテルを予約してしまった。
友人はちょっと不安そうな顔をしていたが、私が以前乗継ぎを失敗してフランクフルトで代替手続きをするだけで3時間かかったとか他のトラブルの話をしたら、それよりははるかにマシな状態だとわかってくれたらしい。
夕方にはホテルに到着して、疲れたからお肉でも食べようか〜、と食事に行き見られないと思っていた冬季オリンピックの開会式などを見ながら、NYCのホテルに到着が遅れる連絡をし、また少し経験値が上がったね、と就寝した。
翌日は羽田からだったので移動も短時間で済み、こんどはすべて順調にいった。
JFKに午前9時着。入国審査と荷物を受け取るのに少し時間はかかったが、11時にはリンカーンセンター前のホテル着。先に到着していた友だちと会うことができ、皆で12時開演の《愛の妙薬》のマチネを鑑賞することができた。終わりよければすべてよし。
この話には続きがある。
帰国便は成田乗継でセントレアまでだった。乗継エリアに行くと、名古屋便と福岡便の乗客にはお知らせがあると言われた。
このたび同じ理由で欠航したのは福岡便だった。*1
そんなに頻繁にあることあることなのかとびっくりしてしまった。月に何回かはあるそうだ。それを聞いて私は二度と国内で乗継をしないだろうと思った。
旅行保険からも補償金がおりるか問合せをしてみた。
もともとの航空券購入控えと代替便の搭乗券控え、欠航証明書が必要ということと、交通費と宿泊費は航空会社から出ているのでお食事代としての補償が出るとの回答。条件は代替便が本来乗る便から4時間以上後の便だということ。観られなかったお芝居のきっぷ代とか目的地一泊分の宿泊費とか出ないのか食い下がってみたが、それは補償のうちではなかった*2



 

*1:名古屋便は荷物を入れるスペースがないので、なるべく手荷物は宅配して預けないようにというお願いだった。宅配料はANAが負担する

*2:私の使っているクレジットカードでひとつ上のグレードにすればそれも補償される。代えようかしら

NYC来てます

9日にNYC入りするはずが、まさかの機材到着せずで中部から成田に移動できず翌朝の羽田発JFK着に振り替え。1日損しちゃいました。

10日にMETのダブルヘッダー。しかもパルシファルは夜公演のため、終了が夜中の1時。きつかったけど楽しくすごしてます。一週間いるかのように錯覚するくらいの充実ぶり。

パペダックといっしょです。

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f:id:Lyudmila:20180212121155j:image  パルシファル カテコ。皆さんこの後大慌てでお帰りです。3幕は見ずに帰る観客も多数。

 

ロシアのお土産と帰り道

行く前から騒いでいたナチュラシベリカのコスメ UKのサイトはこちら

シベリアの草花を使用したオーガニックコスメということで、一部のコスメオタの間では有名みたい。
好評のハンドクリームをお土産に買って使ってみた。

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香りはしっかりあるけど、すぐに消えてしまう。さすが保湿力がハンパない。テクスチャーはゆるゆるでまったくベタつかない。お店ではハーブティーも試飲でいただいたが、あまり美味しくなかった。そういうのは日本で買ったほうがいい。店員さんは皆さん若くて細くて可愛かった。*1

*1:パッサージュのコスメ売場にも入ってみたが、そちらはロシアンマダム風な店員さんで、高級感と威圧感があった。私はナチュラシベリカの雰囲気の方が安心できる。

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