リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

Roberto Alagna のローエングリン( バイロイト音楽祭2018)デビュー

さて今年もバイロイト音楽祭の開幕日がやってきた。プレミエは《ニュルンベルクのマイスタージンガー》Philippe Jordan 指揮、Barrie Kosky*1 演出なのでけっこう楽しみにしている。当日はEBUの各ラジオ局でライブ放送があるし、日本でも一カ月も待たずにテ…

滞在中のことあれこれ

今回は1都市5泊の予定だったので、はじめはエルミタージュアムステルダム近くのアパートホテルに泊まろうと考えていた。そこは以前1度予約して、旅程が変わりキャンセルしたのだが、その時のメールが感じがよく、次は泊まってみたいなと思っていた。とこ…

Salome at Dutch National Opera 05072017

楽日である。初日は6月9日、6月末にラジオ放送・テレビ放映*1もあり、favouriteは、ここしばらくそういう機会を逃してきたので、無事にここまで完走することをずっと祈っていた。少し公演の間が空くとサンクトペテルブルクに戻り、《トリスタンとイゾルデ…

「ピョートル大帝の家」再訪

2012年5月に初めて訪れたピョートル大帝の家に、アムステルダム在住Mevさんを誘って再び行ってみた。アムステルダムから電車で20分程で行ける、ザーンダムの駅から歩いて15分程の住宅街の中にある。Mevさんの持っていたガイドブックにも載っていない。有名な…

マーストリヒト散策

毎度のことながら、ミュージックシアターでオペラを観る以外、ノープランでやってきた。月曜日は美術館*1はお休みが多いので、ぶらぶらどこかの街歩きをするのがいいかな、と考えた。オランダ在住のバーチャル姉レイネさんのいる街、マーストリヒトまで行っ…

Salome at Dutch National Opera 03072017

ホランドフェスティバルの一演目でもあり、Ivo van Hove演出、Gatti指揮でオケはもちろんマエストロが今季首席指揮者として就任したコンヘボ*1、タイトルロールはロールデビューではあるが、他のキャストは万全を配置しているかなり力の入ったものだった。 …

舞台写真についての覚書 オランダ国立オペラの場合

私がヴェニューに写真使用許諾について問合せをするのはいつものことで、このシリーズ(もはやシリーズ化)では、少し変わったやりとりがあった点を記録している。 DNOとは、前回favouriteが出演した《ローエングリン》については、簡単な著作権者名を附記す…

お知らせとドSヨガ

パソコン通信時代からオンラインでの情報検索やら交流やらをしてきたわけだが*1、情報発信の手法はどんどん変わっていく。マーケティングやパブリシティと関係ない個人サイトやブログは手軽なSNSへと移行して、なくなっていくのかなあと考えてしまう。今のと…

いわゆるGW大型連休にしてたこと

私の仕事はたまに休日出勤があるが、ほぼカレンダー通りの祝休日にお休みがいただける。昨年は出勤があった。その前2年は遠征に行っていた。弾丸だったり、飛行機に乗り損ねてたりした。 今年の連休にしてたこと。まずは掃除洗濯ヨガと日々のルーチン。普段…

舞台写真についての覚書 ベルリンフィルとバーデンバーデン祝祭劇場

これはシリーズになってしまうような気がする… lyudmila-galahad.hatenadiary.jp lyudmila-galahad.hatenadiary.jp lyudmila-galahad.hatenadiary.jp 今回はfavouriteの《トスカ》出演に際して、舞台形式上演をしたバーデンバーデン祝祭劇場と演奏会形式上演…

あらためまして自己紹介

今週のお題「自己紹介」 私のブログは、備忘録と情報交換に使っているので運営側からの提案はほぼ関係ないと考えている。プロブロガーみたいな人たちも多くいるみたいだが、そんなつもりもない。しかし、今週のお題には少し興味がわいたのでそれについて書い…

Lucia di Lammermoor at NNTT 26032017 & Slav epic

アルフォンス・ミュシャの《スラヴ叙事詩》が、プラハ以外で世界初公開ということで、行ってきた。大昔にあったミュシャ展でそれに類する大型絵画を観たような記憶があるのだが、なんか違うものだったのかな。ともあれ、春休みに入りたての土曜日に行ってみ…

アムステルダムの市内交通その他ホテルのことなど

今回、スキポールからアムステルダム中央駅に着き、メトロの駅におりてシングルチケットを買おうと自動券売機に向かった。タッチパネルの言語を選ぼうとしたところ、何度タッチしても英語にならない。しかたなくそのままオランダ語の画面で操作をした。 どう…

Prince Igor at Dutch National Opera 26022017

ミュンヘンからアムステルダムに移動。マチネの開演は午後2時。時間通りの運航だとして、スキポールに着くのが午後1時20分。30分程でミュージックシアターまでは行けるが歩く時間とか電車の乗換えがあるから、まあ遅刻だろうなとは思っていた。 市内交通のIC…

The fiery Angel at Bayerische Staatsoper 25022017

昨年7月のミュンヘンオペラフェスでの上演を観てはいるが、指揮者とヒロインが代わっているのと、演出が好き、もちろんfavouriteの新しい当たり役がもう一度みたいということで再演の鑑賞に臨んだ。過去記事はこちら。 席は1階最前列しもて寄り。favourite…

ミュンヘン、アムステルダム行ってきました

まいどお馴染みのミュンヘンとアムステルダムに行ってきました。BSOで《炎の天使》再演、DNOで《イーゴリ公》初演*1を鑑賞するのが目的でした。両方ともとてもよい公演で満足。どちらの街にも現地在住の友人がいるので、会っておしゃべりすることもできまし…

ブラナー・シアター・ライブ《冬物語》

上映の最初、ブラナーがあれこれナレーションするが、その中で「この作品には『熊に追われて退場』というト書きがあるのです」とわざわざ言っている。そこ重要なの?(重要かもしれない…) ケネス・ブラナーのカンパニーが拠点のギャリック劇場からライブ配…

ヨガワークショップ

ホットヨガのスタジオ通いを始めて1年半経過。常温で行われるエクササイズや、特別ワークショップにも出るようになった。今日はトップインストラクターの方が他県から指導にいらっしゃるとのことで、そのワークショップに参加した。座学と受講生同士が組ん…

Der fliegende Hollaender at Teatro Real Madrid 20122016

この公演はBenjamin Bruns*1 以外はA,Bでキャスト総入れ替えの公演だったが、私はBキャストの公演については、時間があれば観ようと考えていたのできっぷは買っていなかった。あまり他の人との比較には興味ないのかな?と思っていたfavouriteが「この公演は…

サモワールお茶会

私が通っていたロシア語教室では、5年ほど前から新年にサモワールお茶会というのが開かれる。ちょうどロシアの旧正月に当たる時期だ。教室に飾ってあったサモワールについて、何をするものかと尋ねた受講生がいて、実際に使ってみましょうということで始ま…

エンカルナシオン修道院 その他

マドリードでは、あまり出歩けなかったが、王宮と王宮のすぐ近くにあるエンカルナシオン修道院に行ってきた。聖アウグスチノ修道会の女子修道院で、創設者はフェリペ3世妃マルガレーテ・フォン・エスターライヒ。 ガイドツアーでのみ、中を見学できる。 入…

あけましておめでとうございます 2017

2016年は仕事(トラブル多め)→ヨガ→遠征、と一年ぐるぐる繰り返し、あっと言う間に終わってしまいました。空いた時間はだいたいヨガスタジオに行っているので、健全そのものですね。年末年始に108回太陽礼拝ワークショップを開催するヨガスタジオは多いよう…

Der fliegende Hollaender at Teatro Real Madrid 17122016

私の席はこんなとこ。2階上手サイドのはしっこだったため、舞台の半分以上は見えない。目の前にモニターがあるのでそれを見ればよし。オケピの上に位置するため、音は私の好きなかんじに聴こえる。リヨンオペラ等とのコープロだが、レアルでは新演出初日値…

これも記録

なかなかマドリードの舞台鑑賞の記録が書けません。なぜかというと、現在進行形の興行で私のfavourite=Evgeny Nikitinは初日以降ずっとキャンセルしているからです。彼のパフォーマンスに関しては、初日は成功だったと言えます。(音が決まらなかったところ…

マドリード行ってきました

12/25、ロシア軍合唱団アレクサンドロフ・アンサンブルを乗せた航空機がソチ沖で事故。メンバーのほぼ全員を失うという前代未聞の悲劇がありました。外国人ながら、このアンサンブルの熱心なファンでほぼ追っかけ状態だったフランスの友人を介して知った悲報…

祝・ユロ兄初来日、その他

辻井伸行 ユロフスキ指揮 ロンドンフィル | 東海テレビ ついにユロ兄ことVladimir Jurowski が来日(予定)。弟子格のコチャは先に来てるし、Kiril P.は来年バイエルンと来るから、私が聴きたい指揮者で来日してないのはクレ(Teodor Crrentzis)さんかな。 …

近況いろいろ

近況をささっと記録しておく。 ウィーン国立歌劇場来日公演《ナクソス島のアリアドネ》 今回も棚ボタ式鑑賞。優しいおともだち、ありがとうございます。 Dirigent:Marek Janowski Regie:Sven-Eric Bechtolf Der Haushofmeister:Hans Peter Kammerer Ein M…

Don Giovanni at the MET 08102016

昼公演の《トリスタンとイゾルデ》の後、《ドン・ジョバンニ》を観ることにした。当日で、ファミリーサークルの1列目真ん中というなかなかお得な席を購入できた。昼とはうってかわって女性率が高いし、席の位置のせいか観客の平均年齢も下がったような気が…

舞台写真についての覚書 METその他の場合

昨年ウィーン国立歌劇場との舞台写真使用についてのやりとりを記録した。その後も、いくつかの劇場と交渉してきた。そこでわかってきたこと… 新国立劇場は、たとえ出演者であっても劇場の宣伝以外に公演写真を使用することは許可していない。公演の知財権は…

Tristan und Isolde at the MET 08102016

この日の公演はMET Live in HD の配信・収録だった。 TRISTAN UND ISOLDE by Richard Wagner Conductor: Simon Rattle Isolde: Nina Stemme Tristan: Stuart Skelton Brangäne Ekaterina Gubanova Kurwenal: Evgeny NIkitin King Marke: Rene Pape Director:…

My first Visit to NYC

生まれて初めてアメリカ合衆国の領土に行ってきました。 メトロポリタンオペラで《トリスタンとイゾルデ》《ドン・ジョバンニ》のはしご鑑賞。 来日公演を初めて観たのがもう23年前、この劇場に来ることがあろうとは思いませんでした。 ホテルに着いたら、い…

MET season opening と Happy birthday

9/26に《トリスタンとイゾルデ》新演出にて、メトロポリタンオペラの2016/2017シーズンが開幕。我がfavouriteはクルヴェナール役デビュー*1。2年前に、「ほんとにクルヴェナールをメトで歌うの?」と尋ねたら「出るよ」とこともなげに答えてくれた。その後…

ホットヨガとボディメイク 2

ボディメイクその後 lyudmila-galahad.hatenadiary.jp 自宅近くのホットヨガスタジオに通いはじめて1年4ヶ月経過。以前より行く回数は増えて10〜15回/月。フロースタイルの動き回るレッスンが好きなのに加えて、常温のエクササイズプログラムにも可能…

マリインスキー劇場《セミョーン・コトコ》映像発売(今年の誕生日プレゼント)

プロコフィエフ生誕125年の今年、またしても私のお誕生月のプレゼント?とても嬉しいお知らせがありました。(Lyudmila、狂喜乱舞状態です) プロコフィエフのレアオペラ《セミョーン・コトコ》のマリインスキ―上演版の映像メディアリリースです。しかもいき…

Der Rosenkavalier at Bayerische Staatsoper 17072016

ミュンヘンオペラフェスティバルの各演目のきっぷは、あらかじめリクエストをしておくことになっている。私はまず《炎の天使》のリクエストを入れておき、そちらの確保ができてから《ばらの騎士》の希望を入れた。しばらく経って、BSOから「☓☓のお席を取れま…

The fiery Angel at Bayerische Staatsoper 16072016

バイエルン国立歌劇場の《炎の天使》は、昨年11月にプレミエ。もちろんミュンヘンでは初めて上演される作品だった。*1その一年前にfavouriteから出演すると聞かされてから、楽しみに待っていたがプレミエの時点では現地に観に行くことはできなかった。半年以…

ミュンヘン行ってきました

7月15日から18日までミュンヘンに行ってきました。目当てはもちろんミュンヘンオペラフェスティバル。プレミエを観損ねた《炎の天使》とスタンダード人気演目《ばらの騎士》。私が行くまでは、雨続きで肌寒い日が続いていたようですが、到着した日からは晴れ…

バイロイト音楽祭降板の簡略史

バイロイト音楽祭における今年の新演出演目《パルジファル》の指揮者が、Andris NelsonsからHartmut Haenchenに代わった件*1受けて、DWがこんな記事を出した。同様の記事がいくつか出ているが、私が見たうちではこのDWのが最も速かったので、ここが元だと思…

ゲルギエフとLSOのベルリオーズ《ロメオとジュリエット》録音、発売されます

2013年11月にロンドン、バービカンホールで上演されたベルリオーズの《ロメオとジュリエット》のCDが発売されることになった。今年はシェイクスピア没後400年記念の年でもあるし。これは当初出演予定のI. Abdrazakovが降板したため、ちょうどその時期パリオ…

Fidelio in Wiener Festwochen at Theater an der Wien 20062016

前夜から雨。それと同時にある出来事があって、私はひとりで大泣きしていた。朝になってもめそめそしていたが、この日の公演には大好きな友人とふたりで行くことになっていたのでそれが救いだった。この日はミントグリーンの細かい縦縞の木綿着物に長尺の半…

Theater an der Wien と《フィデリオ》または《レオノーレ》

今回出かけたのはウィーン芸術週間のプログラムとしての《フィデリオ》。アンデアウィーン劇場の通常公演には入っていないものだ。シカネーダーが創設したこの劇場の最初の音楽監督は、当時新進気鋭の作曲家だったベートーベン。彼の作曲した唯一のオペラで…

Fidelio in Wiener Festwochen at Theater an der Wien 18062016

またしても到着当日、開演ぎりぎりに劇場にすべりこむ予定で出発。しかし、乗継が30分ほど遅れたため、ウィーン到着も30分遅れ。荷物が出てくるのを待つ時間もないので、機内持ち込み手荷物のみ*1。ちょうどCATに乗ることができ、ミッテ駅まで最短の16分。U-…

ウィーンに来てます

ウィーン芸術週間のプログラムの一つ、アンデアウィーン劇場で上演されている《フィデリオ》を観に、またしてもウィーンに来ています。4月から、仕事で身動きとれなかったのが、やっと休日出勤分の代休が取れるようになったので、(若干心配はあるものの)…

Annaのエルザデビュー、Nadjaのオルトルートデビュー

5月から6月にかけて、Anna Netrebko は、ゼンパーオパーと、マリインスキー劇場でエルザ*1 のロールデビューを果たした。彼女は2年後にバイロイト音楽祭でもエルザを歌う予定。ワグネリアンとファンの間でも賛否両論であった。彼女自身はワーグナーの作品…

集中!5月21日のウェブキャスト

月一更新になりつつある…。 が、5/21になぜか微妙な時間差で私の聴きたいもののウェブラジオ放送があるのでメモとお知らせ。 まずは先の記事に記載したテアトロレアルの《パルジファル》Radio Clasica El fantasma de la ópera 19:00 - 23:30 日本時間 5/22 …

近況

Twitterが動いているので、私が活動しているのはおわかりいただけると思う。先月までの予定では、今日、マドリードに発ち、テアトロレアルで上演される《ルイザ・ミラー》と《パルジファル》*1を鑑賞するはずだった。ところが4月になって、次々と職場でトラ…

3月観たもの聴いたもの、まとめて

予告どおりに、Stanislav Kochanovskyの日本デビューのため、オーチャードホールまで行ってきた。 私が彼の演奏の録音を聴いたのが2年前。それ以後、彼の活躍は目覚ましく、ヨーロッパ中を飛びまわっているようだ。地元のマリインスキ劇場でも頻繁にオペラ…

Iestyn Davies & Thomas Dunford Lute songs recital at Munetsugu-Hall 06022016

「カウンターテナーリサイタル」と、銘うたれていたが、あえてふたりの「リュートソングリサイタル」と、私は言いたい。 ウィグモアホールでの同様のリサイタル youtu.be ウィーンに出かける前日*1、iestynのリュートソングリサイタルを聴いた。中学生の頃か…

シュテファン大聖堂のカタコンベツアー

ウィーンのランドマークのひとつでもあるシュテファン大聖堂*1。ホテルから歩いて行ける距離だが、雨が降っていたので地下鉄で行ってみた。雨の朝、なんとなく気が滅入る雰囲気。中に入り、無料のエリアを見てまわる。ろうそくを捧げたりしつつ、うろうろし…

TOSCA at Wiener Staatsoper 10022016

「稼ぎに来てるのに、ギャラをもらわずに帰るなど言語道断。必ず歌う*1」との宣言通り、我がfavouriteは復活。しかし今回はアンジェロッティ役と堂守役が降板。 ← はじっこのピンクの紙に変更が記載されていた。 Patrick Lange: DirigentMargarethe Wallmann…