鈴木雅明:オルガン
澤江依里:ソプラノ
布施奈緒子:アルト
藤井雄介:テノール
渡辺祐介:バス
J.S.バッハのオルガン小曲とクリスマスのコラールの演奏会を聴きに、JR静岡駅前にある*1AOIホールに初めて行ってきた。
駅のすぐ前で中央郵便局のビルの中にあるという、至極便利な立地。
ここのオルガンの音はとても温かみがあり、優しい。
大きな教会で天から降り注ぐようなオルガンの音が好きなので、最初はなにか物足りないような気がしたが、子守唄みたいなこういう音もいいかなと思えた。
コラールは原語と日本語両方で歌われ、何語であってもソリストたちの美しいアンサンブルにうっとりしてしまった。
BCJのバッハ作品への深い理解と愛情が、その音を通じて、確かに聴いている私たちにも届けられる。
懐かしく、胸があたたかくなる幸福なひと時だった。
コンサートの前に、これまた近くの建物の中にある静岡市美術館にも行ってきた。
折よくロイヤルアカデミー展があったので行ったのだが、その企画展より美術館自体のデザインがしゃれてておもしろいと思った。
では、私のクリスマスのごあいさつ代わりに、NTRradio4nlのチャンネルにアップロードされた今年のクリスマスオラトリオを貼っておこう。 皆様、よいクリスマスをお過ごしください。
Bach - Weihnachtsoratorium (part 1) - YouTube
Bach - Weihnachtsoratorium (part 2) - YouTube
*1:なぜここかというと、在住の友人がきっぷを当てたので便乗させてもらったのだ