リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

近況いろいろ

近況をささっと記録しておく。

ウィーン国立歌劇場来日公演《ナクソス島のアリアドネ》

今回も棚ボタ式鑑賞。優しいおともだち、ありがとうございます。

Dirigent:Marek Janowski

Regie:Sven-Eric Bechtolf

Der Haushofmeister:Hans Peter Kammerer
Ein Musiklehrer:Markus Eiche
Der Komponist:Stephanie Houtzeel
Der Tenor (Bacchus):Stephen Gould
Zerbinetta:Daniela Fally
Die Primadonna (Ariadne):Gun-Brit Barkmin
Harlekin:Rafael Fingerlos
Najade:Maria Nazarova
Dryade:Ulrike Helzel
Echo:Lauren Michelle *1

今回の来日公演はこの《アリアドネ》《ワルキューレ》《フィガロの結婚》の三演目がやってきた。
その中で《アリアドネ》は、きっぷの売れ行きが悪く(だから私も行くことができたのだが)後からエコノミー券も追加で出ていた。
でも《アリアドネ》はモーツァルト、ワーグナーの音楽要素も楽しめるお得な演目じゃないかな、と思った。舞台もウィーンではBechtolfのものばっかりだが、その中でも秀逸な部類に入るだろう。歌手も「豪華版」だった。

 12日からMET HDの今季第一作目の《トリスタンとイゾルデ》上映開始。私は収録日に観に行って、当然のように映画館上映も観に行った。
なぜかというとこの舞台演出、映画として観るほうが格段にいいと思ったからだ。もちろん音響の点では、実際の劇場で聴くのいい。
映像に頼っている部分が非常に多く、舞台で歌手がしている演技や装置の使い方はつまらないのだ。
また、幕間のインタビューや紹介映像がよかった。シーズンオープン前にタイムズスクエアで流されていたという《タントリス》

何度かHDにかかった演目に出ていたのに、今回初めて私のfavouriteのインタビューもあった。ブランゲーネ*2とクルヴェナールは、両人ともMETのロールデビューだったからだろう。またふたりともロシア人ではあるが、ワーグナー演目には欠かせない歌手であることも共通している。
Skeltonもトリスタンデビューということもあり、ぜひこのHDはたくさんの人に観ていただきたい。上演時間が長く、値段も高いのがネックだけど…。

ヒマではないけど、あれこれアップデートしたくなって、ウェブサイトもいじくっている。トップページの背景写真、彼のエージェントとマリインスキ―劇場のと

www.evgenynikitinfan.info

 全部同じになっちまったので*3、差別化を図るべく、動画にしてみた。(音は出ません)
動画が見られるのはパソコンからのみ。タブレットとスマホでは表示されないため、それらのデバイスからでもなんとか恰好がつくようにがんばってみた。
後はスケジュールやアーカイブページをもう少し見やすいように工夫しているところ。
なるべくトップページだけで必要な情報がわかるようにしている。
アドバイス歓迎。よろしくお願いします。

*1:このお方、スレンダーで美しい。しかもお着物をお召しで楽屋口から出てらした

*2:Gubanovaちゃんはこの役は他では何度も歌っている

*3:これを使わせてもらうためにマネジャーさんとやりとりもしたのに…