リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

祝・ユロ兄初来日、その他

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辻井伸行 ユロフスキ指揮 ロンドンフィル | 東海テレビ

ついにユロ兄ことVladimir Jurowski が来日(予定)。弟子格のコチャは先に来てるし、Kiril P.は来年バイエルンと来るから、私が聴きたい指揮者で来日してないのはクレ(Teodor Crrentzis)さんかな。

ユロ兄といえば、コンサートの前にしばしば作品についてのレクチャーをしてくださる。「Добрый вечер……」と、素敵な声で話しはじめるとなかなか終わらない。日本の場合は時間がけっこう厳密なので、他のインタビューとかで思う存分語っていただく機会があるといいと思う。

   ↓  こんな感じで実に有意義なレクチャーがあるのだ。 

lyudmila-galahad.hatenadiary.jp

困ったのは大人気ピアニスト辻井氏がピアコンのソリストだってこと…。きっぷが取りにくいのではないかと心配。

 先日はアムステルダムコンセルトヘボウで、オランダプレミエの《セミヨン・コトコ》コンサート形式上演が、ユロ兄の指揮であった。
作品の力もさることながら、独自のバージョン公演は素晴らしいものだった。アムステルダム在住で、演奏会に行った友人たちも*1 とてもいい演奏だったと言っていた。
ライブ放送の録音は例によって、youtubeチャンネルにアップした。その前にいくつかマリインスキ劇場のステージ付きのクリップをアップしてあるので、比較していただきたい。私はマリインスキのを繰り返し聞きすぎてるので、アムステルダムのは役の声にちょっと違和感がある。


S. Prokofiev: Semyon kotko

仕事もけっこうな忙しさであったが、その間をぬってウェブサイトもリニューアル作業をしていた。
アーカイブをスプレッドシートに入れて表形式にし、検索もできるように。
我がfavouriteのお仕事は、やはり圧倒的にワーグナーが多いんだな、とリストを見て喜んだりするだけだけど。
recordingリスト、ビデオギャラリーもデザインを変えた。
見た目そんなに変化はないけど、書き換え作業ってけっこう手間がかかる。
職場の部下ちゃんに、お休みの日にそんなことしてたと話したら「誰も見る人いないのに…*2 、課長ってやっぱり変わった人ですね。」などと言われ、ちょっとがっかりだったり。

そんなこんなとしていると、あっと言う間に次の遠征に行く日が近づいてきてしまう。
一年に一度は聴く《さまよえるオランダ人》。今年も行くよ!

www.teatro-real.com

*1:ひとりは私が「この演奏会超おすすめ!」と言ったら、なぜか私も行くと勘違いしてきっぷを2枚買ってしまっていた。悪いことしちゃった。

*2:と決まってるわけではなかろう。実際メールをくださる方もいるし、私のサイトからDLしたと思しき写真をサイン用に持ってきているファンも見かけたことがある