今回、スキポールからアムステルダム中央駅に着き、メトロの駅におりてシングルチケットを買おうと自動券売機に向かった。タッチパネルの言語を選ぼうとしたところ、何度タッチしても英語にならない。しかたなくそのままオランダ語の画面で操作をした。
どうもシングルチケットに該当する選択肢がないようだ。ならばOV- chipkaartを買うしかなかろうと、無記名の(これはanonymousという文字がわかったので選べた)カードを選んだ。交通系ICカードの仕組みはだいたい世界共通なのでこれで間違いなかろうと思ったのだ。7.5ユーロのデポジット込みで10ユーロで買ったのでチャージは2.5ユーロ。ふた駅先まで行くだけなのでとりあえずはそれで足りる。
ブルーに風車が描かれててきれい
オペラが終わったあとに、現地在住の友人Mevrouwさんとそのことを話すと、シングルチケットはもう買えないことと、私が買ったOV-chipkaartはとりあえず私にとっては今後も便利に使えるカードだということがわかった。*1
オランダ在住のレイネさんとMevrouwさんから教えていただいた(ありがとございます!)市内交通についての情報を整理すると
・オランダの公共交通機関用ICカードOV-chipkaartは初期購入費7.50€、有効期限5年、国内の電車・トラム・メトロ・バス全てに有効(国際特急は除く)、電車(NS)利用には最低20ユーロチャージが必要
・アムス市内のバス・メトロ・トラムの1日券(24時間)7.5€もしくは2日券(48時間)12.50€もあり
・GVB 1hourという紙のカードは2.9ユーロでバス、メトロ、トラムに1時間有効。これは市内に出てから使用可(1時間券は自動券売機では買えない場合が多い。一部のkiosk、トラムの乗務員からは購入可)
・空港から市内に出るバスには、1日券や1時間券は使用できない
アムステルダム市内交通のサイト
乗換案内サイト
↑ は、前回アムスに行った時にMevさんに教えていただいて、スマホアプリをいれた。
たいへん便利。
ロンドン市内交通用のオイスターカードは5年以上前に作り、2年使わないとreactivateしないとならないときいていたが、実際交通局できいたところ、そのままチャージして使えるとのことだった。
これでロンドンとアムステルダムの市内交通(こちらは5年期限ということだが、そのうち変わるかもだし)についてはいちいちきっぷを買わなくてもいいこととなった。
さて、もうひとつホテルの話。
一昨年末コンセルトヘボウに行った時は、近くにホテルがいくつかあったが、ミュージックシアターのすぐ近くには意外と手頃なホテルがない。アパートメントはけっこうあるのだ。それで結局いつも同じハンプシャーエデンに泊まる。いろんなタイプの部屋に泊まってみたが、今回はちょっと驚いた。
普通のダブルルーム*2の予約だったのに、エキストラベッドまであるだだっ広い部屋になっていた。
ここはアパートタイプというのを選ぶとこれまたキングサイズベッドがある、やけに広い部屋をあてがわれる。逆にシングルだとめちゃくちゃ狭いので要注意。
狭いのもいやだが、やたら広いのも寂しい。ここは劇場に近い、ホテル内のwifiが高速、レストランFloを併設しているなどが利点としてあげられる。ハウスキーピングが遅い(へたすると忘れられてる)のと部屋によって清潔感や水周りの使い勝手の差があることが欠点かな。
私はなるべく劇場やコンサートホールに近いホテルをとることにしている。
いまのところ、決まって利用する宿というのは3カ所ある。
ウィーンのホテルベートーヴェン
アムスのハンプシャーエデン
その他ベルリンのお気に入りはホテルオットー
すごくコスパがいいなあと思ったのは、マドリードのカタロニアアトーチャ
カタロニアアトーチャはテアトロモニュメンタルやプラド美術館には近いが、レアル劇場には遠いので、また宿泊する機会があるかどうか…。
同じくコスパがよかったのはリエージュのウサ・ド・ラ・クーロンヌ
私の友人にはアパートメントタイプの部屋が好きな人がいるのだが、弾丸遠征ばかりの私にはそれは向かないし、鍵の受け渡しがやっかいな場合があるので、もしアパートメントを利用される場合はそのへんをしっかり確認しておくほうがいいと思う。*3その友人は鍵が受け取れず、別のホテルに泊まるはめになったことがある。
あと、wifiが共有部分は無料なのに客室では有料になっているところがたまにある*4。