リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

着物コミック2題

先日はパリで着ようとして着物持っていったのに気温が高くて挫折した。

そんな私がいま楽しみに読んでる着物を着る女の子が主人公のマンガふたつご紹介

 ひとつめは現在連載中、大阪在住のOLが関西の実在の場所に(喫茶店・図書館・神社等)祖母から譲り受けた着物でお出かけするストーリー。季節と場所とそれにまつわる物語に合ったコーディネートが可愛い。

恋せよキモノ乙女 コミック 1-2巻セット

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 もうひとつは、少し前の作品。こちらも東北の城下町商店街にある小さな着物の店を営む二十代後半の女性が主人公。店にある和箪笥は祖母から譲り受けたもの。このおばあちゃんは存命なので、チマちゃん(これは大学時代の先輩に名づけられたもので、本名は朝子)の指南役にもなっている。

 

チマちゃんの和箪笥 (マーガレットコミックスDIGITAL)

チマちゃんの和箪笥 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

 両方とも冠婚葬祭や華やかな場面での着用ではなく、日常着としての着物が描かれている。チマちゃんのお店も主力製品は紬らしいし、恋せよ…の方の主人公ももちゃんも、あくまで日常のお出かけで(いわゆるちょいちょい着)着るもの。
読んでいると普通に着物でお出かけしたいなあと思えてくる。今は暑すぎるからちょっと無理だけど…先日40℃近い気温の時に絽の着物で地下鉄に乗っている若い女性を見て驚いた。夏きものって見てるぶんには暑そうではないんだよな。