リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

アエロフロート モスクワ経由パリ便

恒例化しつつある9月の秋分の日連休、今年もパリフィルハーモニーに行ってきた。

標題の航空便に乗るのは2回目。パリ直行かと思いきや、モスクワで降機して欧州国内便に乗換をしなくてはならない。実際乗ってみないと分からないので記録しておく。

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これに乗るのは2回目で、前回はサンクトペテルブルクまでだった。サンクトペテルブルク等のロシア国内に乗換する時はターミナルが変わるため乗り継ぎの時間は最低でも40分はみておくといい。アエロフロートのサイトでは65分かかると表記されているが、そこまではかからなかった。
パリ便乗り継ぎには20分あれば行けると思う。

シェレメチボ空港で降りるとすぐにトランスファーデスクがあり、スタッフはたいてい不在。デスクの上にゲート案内のボードがあるのでそれで確認する。デスクのすぐ横がパスポートコントロール。そこを出るとすぐセキュリティチェックがある。
そこはレーンが2箇所しかないので、搭乗客が多い場合は時間かかるかも。タブレットやパソコン、機内持ち込み液体物は出す必要はなく、バッグに入れたままでいいと言われる。
かろうじてペットボトルはダメだが、ちゃんとチェックしてるか怪しいレベル。
そこから階段かリフトで下の階に降りると比較的近くにパリ行きのゲートがある。時々直前にゲートが変更になることがあるので気を抜かないように。私の経験上これほど楽に乗り継ぎできるところはなかった。いちおう直行便の態なのだから当たり前といえばそうなのかも。
ただアエロフロートの問題は、ロスバゲが異常に多いということなのでなるべく荷物は預けないようにした方が良いだろう。私も前回懲りたため、機内持ち込みできるキャリーバッグとリュックサックにした。防寒具がいらないので軽くすんだ。
オンラインチェックインをして、成田空港で搭乗券を自動機で印刷しようとしたができなかった。しかたないので預け荷物はないがバゲージドロップデスクで出してもらった。
復路のCDG空港では機械で印刷できたはいいが「お呼び出し」があり、結局ちゃんとした紙の搭乗券を出し直された。そんなことなら印刷せよなどと言わなければいいのに。また、私の名前にはhが入るため、フランスのアナウンスは聞きづらく「なんか呼び出されてる?」と気づいたのはかなり時間がたってからだった。hが入る方お気をつけて。
全部の店がどうか不明だが、シェレメチボの乗り継ぎエリアの店では現金はルーブルのみ使用可だった。必然的に外国人はカード使用ということになる。Amexはまず使えないのでカードはVisaかMasterを。
案内をしてくれるスタッフがいるという話もあるようだが、そのようなスタッフはまずいないと考えた方が無難だろう。質問するようなスタッフがあまりにもいないため、乗客である私にロシア人の乗客がなんか聞いてくるという状態だ。
表示を頑張ってたどり、もし想定される質問があれば機内でCAに聞いておくといい。

今回はまったく遅れもなくパリに到着。CDG空港からフィルハーモニーがある19区まではタクシーで一律50€である。ここは空港バスもRERも次にメトロに乗換をしなくてはならないのでタクシーで行った方が楽だと思う。