リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

舞台写真についての覚書 オランダ国立オペラの場合

私がヴェニューに写真使用許諾について問合せをするのはいつものことで、このシリーズ(もはやシリーズ化)では、少し変わったやりとりがあった点を記録している。

DNOとは、前回favouriteが出演した《ローエングリン》については、簡単な著作権者名を附記することとメディアに出ている写真を使っていいというやりとりだけだった。
3年経ち事情は変わったかも…と、今回の《サロメ》についてもあらためてメッセージを送ってみた。
Messengerではこちらも自動返信が返ってきた。自動返信が来るときは、あらためて担当者からの返信があるときもあるし、ないこともある。
普段まっとうな営業系管理職を生業としている私は、こういう時には別方面からのアプローチもする…などと大げさに言ってみたりするが、ただ単にプレス部門にもメールしてみたのだ。
すると、ほぼ同時に返信がきた。
Duch National Operaを名乗るMessengerからは、「使用はまったくかまいません。Dutch National Operaのご好意により、とフォトグラファーの名前を記載してください」との指示。プレスからは「DNOに照会しているのなら、使用許諾します。オンラインストレージで舞台写真を提供しますから、どうぞ。フォトグラファーの氏名は〇〇です」と、メディアには出ていない分の写真も送ってくださった。

 私が舞台を観に行く日にちを告げると「アムステルダムまで、気を付けて来てちょうだいね!」と、なかなかにお客に優しい。
今回の《サロメ》は、たいへん評判がよろしいようで、実演を観るのがとても楽しみ。

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