リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

ロシア旅についてその他

ビザ取得が必要ということと、なじみのある文字が使われない国、とういうことで、少々敬遠されがちのロシア旅、ヨーロッパよりのサンクトペテルブルクだけだったが下の記事を参考に私の雑感をまとめておく。

 ・ロシア人は無愛想か

これについては、おおむね正しいと言える。まず営業用の笑顔に遭うことはない。若い人たちはけっこう愛想がいい。泊まったホテルのレセプションでは若い女性スタッフが何人かいて、彼女らは英語をしゃべるのにつっかえたりして照れ笑いをしてるのが可愛かった。また時間にルーズとも言われるが、お客商売の場面ではそういうことはあまりない。*1

・飲料水

宿泊したホテルには、歯磨きや飲用にと毎日500mlのペットボトル2本用意されていた。ちなみに私は歯磨きには使用しなかった。口に入れるくらいは大丈夫なので。

 ・治安について

サンクトペテルブルクについては、治安が悪いとは感じなかった。ただいつも「モスクワより物騒だ」とモスクワ基準で安全のことを言う人がいる*2 ので、モスクワは物騒なのかもしれない。混んでいるバスや地下鉄の乗車には注意した方がいいと思う。またニセ警官ではなくほんとの警官に出くわすことにはなったが、身分証の提示は必要なかった。私はロシアに限らずどこでもパスポートとお財布は携帯することにしている。ロシアの場合はこれとホテルでもらうレジストレーション(滞在証明書)を携帯しておいたほうがいい。万が一本物の警官に提示を求められた時に、持っていないとめんどくさいことになるようだ。
タクシーのぼったくりについては、先の記事でも書いたとおり、ないとは言えない。上の記事の執筆者もuberを使用したと書いているので、やはりヨーロッパでは*3 それを使うのが妥当かと。

https://www.uber.com/ja-JP/ride/

・英語つうじない

これは予想以上に通じない。ロシアでは学校教育では英語がないようで、仕事で使用する人たちは職業教育の一環として学ぶということだ。
街中の表示も英語併記というのは極端に少ないので、ガイドブックの巻末などにある日常的な単語だけでもいいので覚えておくと便利だと思う。キリル文字のアルファベットが読めるとさらにいい。単語自体は英語やドイツ語と同じものもあるから、キリル文字が読めるだけでがぜん便利度が違う。

 ・通貨

ルーブルなのだが、どうも現金はユーロも使用できるようだった。最初に乗ったタクシーの運転手が当然のようにユーロで料金を言ってきたからだ。その他はカード支払が普通。私の泊まったホテルではAMEXが使用できたが、AMEXは使えないところが多い。

・ホテルについて

ホテルに着いたらまずパスポートとイミグレーションカードの片割れを預けなくてはならない。レジストレーションに必要だからだ。
だいたい1時間くらいで作成してくれる。いつ戻してもらえるかきいておけば安心。預けている間にも外出する時のために、パスポートとビザのコピーを取って携帯しておくといい。レジストレーションの代わりにはホテルの住所電話番号等のコピーを。
今回私が宿泊したのはモイカ運河沿いのTaleon Imperial Hotel 建物は通りに面していて、車寄せなどはないところだが、中は立派だった。

f:id:Lyudmila:20180109120045j:plain ホテルのヨールカ

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ダブルのお部屋だったので、洗面台も2ボウル。シャワーブースとバスは別。タオル類もたっぷりあった。ハウスキーピングは午前中。夕方にターンダウンが入る。とても居心地がよく素敵なお部屋だったが、リフトから部屋に行くまでが遠く間に階段も数段あったので荷物を運ぶのが少しつらかった。チェックインする時に「お荷物はバトラーに運ばせます?」と聞かれたのにめんどくさいなと思って断ったのが間違いだった。
ネフスキー大通り沿いには大きなホテルがいくつかあるので、私のような初めて旅行者はそういうところに泊まるのがいいだろう。
私の心得には「24時間対応レセプションのホテルを選択すべし」という条項も入っている*4 

その他また思いついたら追記するかも。今回はここまで。

 

*1:国際的に仕事をしているZhenyaについてもルーズだと思ったことは一度もない。そうでないと仕事をしていけないのだろうが、時間は守るし何分以内に行くというような連絡もくる

*2:その彼も怪我の原因を聞くと「ストリートファイト」とか答える。いい大人が日常的にケンカしてる状態を安全というのか不明

*3:東南アジアでの利用はあまりおすすめされていない。また、日本国内では登録ドライバーが少ないらしい

*4:ザルツブルクであやうく締め出しをくらうかという経験をして以来用心している