決断したのは出発の三日前。これまでで最短*1
だって、これに出るのを知ったのが一週間前。びっくりしてそのまま卒倒しそうだった。
シュターツカペレドレスデンと、ゼンパーオーパーは、大好きなシュターツカペレベルリンともとのベルリン国立歌劇場の次に好きなところなのだ*2が、個人的な事情により、しばらく私がかの地に行くこともなく、favourite も出ることはないと思っていた。
いきなりのハウスデビューである。
それにこの作品の初演はゼンパーオーパー。私がこよなく愛する初稿版は、28歳のワーグナーがこの劇場で苦労の末作り上げたのだ。
今回のランは2回。鑑賞可能なのは1回。資金不足はいかんともしがたいものだが、ほかの条件は奇跡のようにそろっていた。ここで行かなきゃオンナがすたる。Hier steh ich, treu dir bis zum Tod! がわたくしの信条なのだ。