リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

2023-01-01から1年間の記事一覧

Götterdämmerung at Opernhaus Zürich 09112023

私は《神々の黄昏》が好きだ。圧倒的にコスパがいいからである。Vogtさんのジークフリートデビューを聞いてみたいこともあって、出かけることにした。初日と二日目のきっぷを購入してあったのだが、初日には行かないことにしてミュンヘンに仕事で行っている…

Franco Fagioli at Teatro Real Madrid 07112023

モーツァルトがカストラートの声のために書いた声楽作品を集めたFranco Fagioliのソロアルバム Anime Immortali のコンサート。楽団付きツアーとして欧州を回っているものだが、連続ではないのでそのせいなのか何なのか、マドリード公演は録音で担当したアン…

チューリヒとマドリード

11月初めの旅行記録。チューリヒは9年ぶり、マドリードは7年ぶりに訪れた。初めて乗るswiss air ロシア上空を飛べないので北極圏回りで往路14時間、復路13時間。現在だと短い方かな。 こんなに揺れないのも初めてだな、と思いつつ何事もなくチューリヒ空港に…

Parsifal at Gran teatro del Liceu 02062023

リセウのパルシファル2回目の鑑賞。開演前に、この日に亡くなったフィンランドの作曲家Kaija Saariahoの訃報と、アンフォルタス役が同じくフィンランド出身のTommi Hakalaに交代との舞台アナウンスがあった。 PARSIFAL: Nikolai Schukoff KUNDRY: Elena Pan…

Parsifal at Gran teatro del Liceu 30052023

Claus Guthの舞台がバルセロナ・リセウ大劇場に戻ってきた。初演から12年、チューリヒ、マドリード、東京(二期会)でも上演されてきた傑作演出だ。 PARSIFAL: Nikolai Schukoff KUNDRY: Elena Pankratova GURNEMANZ: René Pape AMFORTAS: Matthias Goerne K…

モンセラット攻略

バルセロナ近郊の観光地で現地ツアーで行くのが一般的だが、円安の今はなんでも安く済まそうと公共交通機関を使って一人でモンセラットに行ってきた。午前10時や11時に現地に着くと、とんでもなく混雑しているので、早朝出発作戦を決行。時差のおかげで朝早…

サグラダファミリア

2014年以来のバルセロナ、パンデミックを経てすっかり元の観光客でごった返す街に戻っていた。リセウ劇場に行くのが目的なので、ランブラス通り沿いに滞在した。まずは急速に工事が進んだサグラダファミリアへ。いつまでたっても完成は100年後と言われていた…

Lohengrin@the MET 18032023

朝のMET François Girard: Production Yannick Nézet-Séguin: ConductorTamara Wilson: ElsaChristine Goerke: OrtrudPiotr Beczała: LohengrinEvgeny Nikitin: TelramundBrian Mulligan: King's heraldGünther Groissböck: King Heinrich METの17年ぶりの新…