リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

チューリヒとマドリード

11月初めの旅行記録。チューリヒは9年ぶり、マドリードは7年ぶりに訪れた。
初めて乗るswiss air  ロシア上空を飛べないので北極圏回りで往路14時間、復路13時間。現在だと短い方かな。

こんなに揺れないのも初めてだな、と思いつつ何事もなくチューリヒ空港に到着。直行便だからと荷物を預けていたのでそれをピックアップして、電車でチューリヒオペラ近くのホテルまで。最寄駅から徒歩4分と、非常に近い。空港から30分くらいで着いてしまった。翌日すぐマドリード行きの飛行機に乗るのにわざわざここまで来たのは、荷物を預かってもらうつもりだったのと、空港近くのホテルは高い!この近さだからいったん後の日と同じホテルに泊まる方が楽だと判断したから。

翌日は午前中の便でマドリードへ。以前もドイツからマドリードへ行く時に乗ったair europa 空港にもよるのかもしれないけど、表示に英語が出てこない航空会社。私は好き。

マドリードの空港からはエクスプレスバスとメトロでテアトロレアルまで。バスの待ち時間を入れて1時間くらいで到着。この日は夜にテアトロでフラちゃんことFranco Fagioliのコンサートがあり、その前にレアルオケのバイオリン奏者をしている友人と会うことになっていた。
ちょうどオケのリハが終わった頃に私も着いたのでちょうどよかった。

テアトロの近くのスペイン家庭料理のお店*1でランチ。もう一人、日本人のバイオリニストの方も一緒だった。7年も経った?というくらいタイムラグを全く感じないおしゃべりで時間が過ぎた。
夜のコンサートについて、ペア席でたくさん売られているからシングルでは買いにくいというような話をしたら、オペラもそういう売り方をし始めたとのこと。それにチケット代もすごく高くなっているらしい*2。次に来るときはもっと早く言ってね、チケット一枚くらいなら用意できるから、と言ってくれた。今回も彼女たちが乗り番の《ハルカ》が見たかったのだが、チューリヒの方と同日程だったので諦めた。メトロのICカードもあることだし、またぜひオペラに来たい。
ホテルはテアトロの楽屋口目の前のホテルオペラ。中が以前よりきれいになったような気がした。コンサートについては別の記事で。
翌日は午後便でチューリヒに戻る予定だったので、プラド美術館の予約を朝一番の分を取って出かけた。以前来た時は体調が悪くてあまり鑑賞できなかったし。
今度はゆっくり観て回り、満足。さて空港までのバスに乗りましょ、行きに降りたシベーレス広場まで行ったはいいが、バス停の場所が乗車降車でまったく違っていた。

かなりわかりにくい表示。google mapでなんとか探せた。無事に空港までたどりつき、またチューリヒへ。
ホテルにチェックインしなおしてから、近くのベジタリアンレストランのカフェテリアに夕食をしに。tibitsというスイス国内にいくつかあるお店で、

www.tibits.ch

とにかく物価が高いスイスでも、お皿に好きなものをとって量り売りというキャンティーンシステムなので、食べられる分だけで済むからお得な気がする。
枝豆とひじきなんかが入った野菜のちらし寿司があって、寿司飯がとても美味しかった。大好きなタッブーレやレンズ豆のサラダ、フムスも普通のとビーツの入ったピンク色のがあったり。空いている時は中で食べられるけど、お昼時なんかはすごく混む。そしたらお持ち帰りにすればいいので便利。私はここと近くのパン屋さんにしか行かなかった。

*1:スペイン人が料理をしている珍しいお店だと友人が言っていた。南米人がしてる店が多いんだそう

*2:オペラのチケットを全然見ていないから知らなかった