リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

MET season opening と Happy birthday

9/26に《トリスタンとイゾルデ》新演出にて、メトロポリタンオペラの2016/2017シーズンが開幕。
我がfavouriteはクルヴェナール役デビュー*1
2年前に、「ほんとにクルヴェナールをメトで歌うの?」と尋ねたら「出るよ」とこともなげに答えてくれた。その後からは「勉強中」とスコアを持っていることがしばしばあり*2、やはり大好きなワーグナー、気合入ってるな、と思っていた。たぶんキャラクターとしても気に入っているんだろう。
私は例によって、METのオーディオライブストリーミングを録音したものを聴いた。
ノーブルなことにかけてはトリスタンにも負けてないわね。公演は10月末まであるし、映画館で配信されるHDの収録は10/8の舞台。もっと練れてくるでしょうから、楽しみ。

そして今日はfavouriteのお誕生日でもあるので、プレゼント代わりに(いったいどの部分を切り取ればいいのか難しかったけど)クリップを作った。

youtu.be

たいしたものをあげているわけではないのに、いつからか「僕の家は君からのプレゼントでいっぱいなんだよ」と言うようになった。「そんなわけないじゃん(どんな狭い家なんだよ…)」と言っても「いや、いっぱいなんだ!」と言い張る。*3
女性はプレゼントを物そのものの価値で見るけど、男性はそこに詰められた愛情や、贈った人となりを見るという。*4
そのように受け取っていてくれるとしたら、おウチはいっぱいになるかもね。

ともあれ、シーズンが始まったらまた忙しそう。今年も元気でいい仕事してくれることと思う。

*1:演奏会形式では一度リセウで歌っているが、ステージ付き公演としては初

*2:ワーグナーは繰り返し練習してないと忘れちゃうんだそうだ

*3:じゃあいらないのか、返せ、と言うと「嫌だ」とおっしゃる

*4:お手紙が喜ばれるのはそういうことですよ。私はお手紙書きませんが