リュドミラ音楽・ひとり旅日記

Give every man thy ear, but few thy voice.

2年半ぶり海外遠征出入国について覚書

2020年2月以来の欧州渡航してきたので、出入国に関しての手続きについてメモしておきます。

厚生労働省ウェブサイトで水際対策のページを参照。現在外国は青・黄・赤のカテゴリに分けられている。今回出かけたドイツは青に分類されている。

 

www.mhlw.go.jp

出国前に用意するものは「ワクチン接種証明書」。ドイツ入国に際しても提示必要だと思いこみ、イミグレでパスポートと一緒に証明書を出してつっ返されたのにおおいに不満だったが、後でドイツ大使館のサイトを確認すると

「2022年6月11日(土)0時00分(中央ヨーロッパ時間)より、ドイツへ入国する際の新型コロナ(COVID-19)による制限はすべて、当面の間解除されました

この時点以降、日本からドイツへの渡航は旅行目的を問わず(観光、知人等の訪問を含む)認められます。ドイツ入国にあたっては、ワクチン接種証明書、快復証明書、検査証明書の提示は不要となりました。」とあり、すでに必要なかった…
ともあれ、ワクチン接種証明書は日本入国時に必要となるので、3回接種完了した人は準備しておく。

日本入国についても上記の厚労省による水際対策のページに記載のとおり。
現時点では青カテゴリの国からの帰国に際して隔離期間は設けられていないので、ワクチン接種証明書と帰国前72時間以内に取得したPCR検査の陰性証明書があればOK
これがあればMySOSアプリを使って、ファストトラックの利用ができる。
以前は紙の書類で行われていた手続きが、あらかじめアプリに登録して事前審査をしておくことで、実際の検疫時には審査完了のアプリ画面を見せるだけで終わる。
また、証明書類の画像登録も必要なので、ワクチン接種証明書の写真を撮っておく(接種証明書にQRコードがついているが、まず展開できない。開けた方がいたら教えてください)PCR検査の陰性証明書はPDFがメール添付されてくるので画面を開いてスクショをとっておけばいい。

PCR検査は主要な都市の空港や駅にセンターがあるcoronatest. de  で予約して行うのが便利。
ロケーションを選択して、そこから検査日(現在はほとんどのセンターで時間の予約はしなくてもよくなっている。空いているので行けばすぐ検査してもらえる)と検査の種類、個人情報等を入力して終わり。結果をCWAに送るかどうかという質問があるが、これはドイツ版感染者接触確認アプリなので、入れている人以外は送ってもらう必要はない。検査結果はデフォルトでドイツ語英語になっているが、日本入国の場合は日本語も追加しておく(日本の様式は特別なので、必ず日本語も選択するようにと書かれている)と3枚のPDFが送られてくる。
私はライプチヒ空港の検査センターに予約をし、帰国前日に出かけた。
センターは空港のチェックインカウンターから出発ゲートに向かう長い通路の途中にある。

入口

誰もいない…。入っていくと職員が出てきて、予約をチェックしてくれた。パスポートの確認と、ドイツでの滞在場所、体調についてなどいくつか質問のあと検体採取。支払いをして10分もかからずに終了。30分で結果が出るものにしたので、チェックインカウンター近くのカフェでコーヒーを飲んでいるうちにメールが届いた。
日本語版PDFをスクショしてMySOSにアップロードすると、審査が開始される。帰りの空港チェックインでも提示を求められるので、それ用に英語版のPDFもスクショしておくとすぐ見せられる。

MySOSの審査は着々と進められ、青の画面になったら完了。

日本入国時の検疫はこちらを見せるだけで、降機から30分以内で荷物を受け取り空港の外に出ることができた。
ついでにマスク事情。公共交通機関ではマスク着用を推奨されているが、強制ではないので着用率はDBで50%くらい。車掌さんはノーマスクの人にはいちおう注意をする。飛行機ではけっこうきつくマスクを着けるように言われた。劇場では、なぜかホール内で着席の時はマスクを着けなくていいということになっていた。他の場所では完全ノーマスクではないが着けてる人は少なかった。暑かったし。現在ドミナントのBA.5はやはりマスクをしてなくて感染する人が多いと聞いたし、私は日本と同じように外ではずっとマスクをしていた。