私はVogtさんの歌曲コンサートは聴いたことがない。春祭のリサイタルのきっぷをとったこともあったが、友人に譲ったりそもそも買わなかったり。今回は競争率が高いかも、と友人のスペアで買ったきっぷでそのまま行くことにした。前方ピアニスト側の席。アカンパニストは当初予定されていたピアニスト*1 から、ハンブルクオペラの声楽指導監督をなさっているRupert Burleighという方に変更になった。
合わせる時間もほとんどない状態だっただろうし、熱心な日本のファンの前ということもあろう、緊張なさっている様子だった。
私は歌曲の伴奏は、歌手が指揮をとりそれに正確に寄り添うのが正解だと考えている。
その点では、今回の代役氏に不足はなかったと思う。Vogtさんの歌の雰囲気にも合っていた。プログラムについてはいろんなところで確認できるようなので省略。
*1:4月のリサイタルには復帰される