2015-01-01から1年間の記事一覧
Maestro Mehta は連日大活躍。どうしようか迷ってきっぷは買っていなかったが、まだ席に余裕はあるみたいだし、せっかくだからこの日のコンサートも行くことにした。ハイドンの《天地創造》である。私はこのオラトリオも好きなのである。五月音楽祭では毎回…
見所が狭い範囲に集まっているフィレンツェ。また来るかどうかわからないので、いちおうウフィツィ美術館は入場予約をしていってみた。入館までにとにかく並ぶ並ぶ。人の多さにまったくうんざりしてしまった。たしかに好きなメムリンクやミケランジェロ、ラ…
フィレンツェオペラ劇場は、2011年に新しい劇場が竣工。オペラは2013年から上演されるようになった。 SMN駅から歩いて15分程*1。フィレンツェ五月音楽祭の創設者 Vittorio Gui の名を冠した広場が劇場の前に広がり、街中の騒がしさとは隔絶された静けさがあ…
5月3日、フィレンツェ五月音楽祭《フィデリオ》の上演に際してショーペロが解除され、ご機嫌で終演。マチネ公演だったので終わってからミラノに列車で向かい、翌日マルペンサから帰国便に乗る予定だった。 私の大誤算。マヌケとしか言いようのないことがこ…
察しの良い方はお気づきと思いますが、私は連休にフィレンツェ五月音楽祭の《フィデリオ》を観に来ています。 フィレンツェの街なかは私の好きなかんじではないけど、新しいフィレンツェオペラ劇場は静かな公園のなかにあり、すてきな場所です。 初日はつつ…
第78回フィレンツェ五月音楽祭の上演オペラのひとつは2006年プレミエのヴァレンシアのプロダクションを借りてきた《フィデリオ》。 Opera di Firenzewww.operadifirenze.it 何度か再演され、2011年にはNikitinも出演していた。*1初演時はWaltraud Meierと Pe…
私のサイトprivate fan site for russian bass-baritone, Evgeny Nikitin 上では、2015/2016シーズンスケジュールのうちとりあえず確定していそうな2015年分のスケジュールは入れている*1が、2016年分はまだアップデートしないので、ここにメモとしておいて…
基本的に古楽系の指揮者が好き*1で、それほどコンサートに行くこともない私であるが、若い世代でイチオシの指揮者がいる。1981年サンクトペテルブルク生まれの Stanislav Kochanovsky だ。 公式サイト http://www.kochanovsky.ru 彼は来年の3月NHK交響楽団…
復活祭おめでとうございます。今年はレントの時期に受難曲を聴く機会がなくて残念。実演がかなわかくても、聖金曜日からラジオでいろいろ放送してくれるんだから、よしとしよう。私には別のイースターのプレゼントがあった。*12月のマドリードでのヴェルディ…
久しぶりにMET HDを観に出かけた。今季は他に《マクベス》を観ただけだ。*1 youtu.be 《IOLANTA》 IOLANTA: Anna NetrebkoVAUDÉMONT: Piotr BeczalaDUKE ROBERT: Aleksei Markov KING RENÉ: Ilya Bannik IBN-HAKIA: Elchin Azizov 《BLUEBEARD’S CASTLE》 JU…
バイエルン国立歌劇場の来シーズンのプログラムが出た。この頃はTwitter でどんどん告知されるので、あえて記事にすることはないな、と思っていたのだが、これは私のわくわくメモとしての記録だ。 issuu.com スター性あるいは話題性のある歌手や指揮者、演出…
マドリードから成田空港には28日9時30分頃到着。スーツケースは宅配便で自宅まで送ることにした。それからカプセルホテル9h *1へ行き、大急ぎでシャワーを使った。もちろん顔洗って~としてたら、たいへんなことが。メイク用品を送ってしまったスーツケース…
マドリードを拠点とするRTVE交響楽団および合唱団*1 の定期演奏会に行ってきた。 開演前。舞台はこんなかんじ まずはチケットの取り方。 スペインのチケット総合販売サイト entradas com. に入り、ここの一番右端のカテゴリ(categorias)の conciertos から…
ストライキといえばイタリア…なのだが、この頃ではドイツでも盛んに行われる。なるべく当たらないように祈るしかない。いつでもその危険はあるのに、何の根拠もなくこんな時期にストなんてないでしょ、と楽観して出かけたところ、DBのストの噂というのが入っ…
HÄNDEL-FESTSPIELE KARLSRUHE 2015 今年の新演出《テゼオ》は、3人の若いCTの競演が見所かと思われる。特に芸の成長著しく、ドイツで人気急上昇中のValer Sabadusが題名役なのだ、期待するなって言っても無理だ。また、ヘンデルの作品の中でもあまり上演さ…
HÄNDEL-FESTSPIELE KARLSRUHE では毎年二作のオペラ作品を上演する。《リッカルド・プリモ》は昨年の新演出で、Benjamin Lazar のろうそくのライティング、バロックジェスチャーを使った演出と初演のピリオドに則した*1デコールと衣装が特徴だ。もちろん歌手…
フランクフルトから朝10時過ぎに出るブリュッセル行きのICEに乗車すると、リエージュには約2時間半で到着する。近いもんだ*1。「出発する」旨つぶやいたところ、どなたかがw 不吉なことをおっしゃる。抵抗したが、結果そのとおりになった。1等の運転席のす…
ま、当然のことながら今回の旅のメインがこちら。リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団シェフによるワーグナープログラム。 ここのきっぷはFNAC経由で購入することになっている。ホームプリントができるきっぷとそうでないのがあり、これは後者だった。席…
フランクフルト空港に到着し、荷物をピックアップして鉄道駅に行ったのが、17:30頃。中央駅まで電車移動し、ホテルチェックインが18:20近く。オペラは18:30〜で、いくらU-Bahnの次の駅とはいえ間に合いそうもなかった。最初から観るのはあきらめ、顔を洗って…
マイナーオケ*1の定期公演とマイナーオペラを観にいこう!ツアー。2/20に出発し、フランクフルトオペラ、リエージュ王立フィルハーモニーホール、バーデン州立劇場(カールスルーエヘンデルフェスティバル)、テアトロモニュメンタルマドリードと、26日まで…
昨日からまた欧州ぐるぐるに来ている。フランクフルトに着いて、そのままフランクフルトオペラで《L'Olontea》を半分みて、今日リエージュ到着。 今年1000年記念祭中の聖バルテルミー教会の洗礼盤(12世紀製)を見てきた。 明日はお目当てのコンサート。 後…
この前の記事で書いたように、放送を楽しみにしてたチャイコフスキーホールでのセミステージ形式《デーモン》、結局ホールのストリーミングの時は録音かけて寝てしまい、一幕ぶんしか録れてなかったという…。これから出るのかもしれないけれど、まだホールの…
このプロダクションの前回の上演は2012年3月。それ以来同じ人でばっかやたらに《さまよえるオランダ人》を聴くはめになり*1、今日に至る…と。たまには同じ舞台を違う人で見るのもいいでしょう。 《さまよえるオランダ人》by リヒャルト・ワーグナー ダーラン…
シカゴのリリックオペラは、98.7Wfmtで上演する各演目の初日の放送をしてくれる。1月24日は新演出『トスカ』初日の放送。指揮者のDmitri Jurowski*1と私のfavourite, Evgeny Nikitinはハウスデビュー*2。↓ ドレスリハ写真出た…観に行けばよかった*3 © Todd R…
Vladimir Sorokin の『親衛隊士の日』、本書は2013年の9月に発売されていたのだが、今頃になって読んでみた。その前に邦訳が出版された*1『青い脂』を読むのに苦労したせいである。ところが、この『親衛隊士の日』は、今までの Sorokin 作品とはうって変わっ…
ペルミオペラのyoutubeチャンネルは時々おもしろいクリップをアップロードしてくれる。 新年そうそう、こんなサイレント映画風のショートフィルムがアップされたので、ご紹介。 Teodorro, or the Stolen Manuscript と題された作品。Currentzis芸術監督によ…